料理には自信がある。
お酒の種類だって、近くのお店には負けていない。
それなのに――
平日の夜になると、店内がちょっと寂しい。
空いているテーブルを見るたびに、
「あと数組、来てくれたらなぁ……」
なんて思うこと、ありませんか?
でもこれ、お店に魅力がないからではありません。
お客様の中に、
「今日、この店へ行こう」
と思えるきっかけが、まだ足りていないだけかもしれません。
そこで活用したいのが、スポーツ観戦です。
「今日は応援しているチームの試合がある」
「せっかくなら、仲間と一緒に盛り上がりたい」
そんなスポーツファンの気持ちを受け止められれば、普段は静かな営業日が、一気に楽しみな一日へ変わります。
そのきっかけを作ってくれるのが、店舗向けスポーツ配信サービスDAZN for BUSINESS。
試合開始が近づくにつれて、少しずつ席が埋まっていく。
ゴールが決まった瞬間には、店内から大きな歓声。
さっきまで知らない者同士だったお客様が、同じチームを応援しながら笑っている。
そして帰り際に、
「次の試合も、ここで観られますか?」
なんて聞いてもらえる。
これ、うれしいですよね。
DAZN for BUSINESSは、ただテレビで試合を流すだけのサービスではありません。
スポーツをきっかけに、お客様から「また来たい」と思ってもらえる店を作るための仕掛けとして活用できます。
この記事では、DAZN for BUSINESSが集客につながる理由と、スポーツ好きが自然と集まるお店の作り方を、できるだけわかりやすくお伝えします。
スポーツ観戦を、お店の新しい来店理由に。
スポーツ観戦があるだけで、お店の空気はガラッと変わる
ちょっと想像してみてください。
金曜日の18時30分。
いつもなら、まだ空席が目立つ時間です。
ところが、その日はちょっと違います。
ユニフォーム姿のお客様が入ってきて、
「テレビが見やすい席、空いていますか?」
とひと言。
そのあとも、仕事帰りのグループや友人同士のお客様が続々と来店。
試合開始が近づくにつれて、店内にワクワクした空気が広がっていきます。
そして、いよいよキックオフ。
みんなの視線がモニターに集中します。
惜しいシュートには、
「あぁーっ!」
とため息。
ゴールが決まれば、
「よっしゃー!」
と大歓声。
知らないお客様同士でも、同じチームを応援しているだけで自然と会話が始まります。
「今のパス、よかったですね」
「次の試合も楽しみですね」
スポーツって、不思議です。
普段なら話すことのない人同士の距離を、一気に縮めてくれます。
試合が終わる頃には、まるで最初から一緒に来た仲間のような一体感。
これこそ、料理やお酒だけでは作りにくい、お店ならではの体験です。
そもそもDAZN for BUSINESSとは?
DAZN for BUSINESSは、飲食店やホテル、カラオケ、ネットカフェなどで、スポーツ中継を上映するための店舗向けサービスです。
ここで気をつけたいのが、個人向けのDAZNとの違い。
個人向けDAZNは、基本的に自宅などで個人が楽しむためのサービスです。
そのため、個人契約の映像を、そのまま飲食店のお客様に向けて流すことはできません。
お店でスポーツ中継を上映するなら、商用利用に対応したDAZN for BUSINESSの契約が必要です。
飲食店向けプランでは、1契約で最大10台のモニターまで利用可能。
大がかりな工事も必要ありません。
すでにテレビやモニターがあり、安定したインターネット回線が整っているお店なら、導入後のイメージもしやすいでしょう。
ただし、配信されるスポーツや大会は、時期によって変わることがあります。
「このチームの試合を流したい」
「この大会を目玉にしたい」
と考えている場合は、契約前に最新の配信予定を確認してください。
DAZN for BUSINESSが集客につながる3つの理由
「今日はこの店へ行こう」という理由を作れる
料理がおいしい。
お酒の種類も多い。
店内の居心地もいい。
もちろん、どれも飲食店にとって大切です。
ただ、それだけだと、
「今日は家でいいかな」
「また今度行こう」
と先延ばしにされることもあります。
でも、スポーツの試合には日付と開始時間があります。
つまり、お客様にとって予定を決めやすいんです。
「この試合を観たいから、今日はあの店へ行こう」
という、はっきりとした来店理由が生まれます。
特に、自宅では大きな声を出せない人や、一人より仲間と盛り上がりたい人にとって、スポーツ観戦ができるお店はかなり魅力的です。
次の試合が、そのまま再来店のきっかけになる
スポーツ観戦のいいところは、1回で終わりにくいこと。
リーグ戦やシーズン中なら、次の試合があります。
一度お店で楽しい時間を過ごしたお客様は、
「次もここで観よう」
「今度は友達も誘おう」
と思ってくれるかもしれません。
そこで大事なのが、試合が終わったあとのひと言です。
「次回は、来週土曜日の19時からです」
これを伝えるだけでも、次回来店のきっかけになります。
卓上POPに次回の日程を出す。
レジ横に放映予定を貼る。
LINEやSNSをフォローしてもらう。
難しいことは必要ありません。
こうした小さな工夫が、1回の来店を2回目、3回目につなげてくれます。
追加注文が入りやすくなる
スポーツ観戦は、どうしても滞在時間が長くなります。
でも、お店にとってはそこがチャンス。
試合前にドリンクを注文。
前半が終わる頃に、もう1杯。
ハーフタイムにはポテトや唐揚げ。
後半が始まる前には、みんなでシェアできるピザを追加。
こんなふうに、試合の流れに合わせて注文が入りやすくなります。
ただし、何も用意せずに追加注文を待つだけでは、ちょっともったいないです。
おすすめは、ドリンクと軽食を組み合わせた観戦セット。
「どれを頼もうかな?」
と迷わずに済むので、お客様も注文しやすくなります。
しかも、今あるメニューを組み合わせるだけで作れます。
新しい料理を開発する必要はありません。
本格的なスポーツバーでなくても大丈夫
DAZN for BUSINESSと聞くと、
「うちはスポーツバーじゃないから無理かな……」
と思うかもしれません。
でも、心配はいりません。
最初から店内をスポーツ一色にしなくても大丈夫です。
普段はいつもどおり営業。
月に1〜2回だけ、注目試合の日を観戦イベントにする。
まずはそれくらいからでも始められます。
居酒屋
居酒屋には、ビールやハイボール、枝豆、唐揚げなど、観戦中につまみやすいメニューがそろっています。
仕事帰りのお客様を呼びやすく、野球やサッカーのナイトゲームとも相性ピッタリです。
ダイニングバー
すでに大型モニターや音響設備があるなら、大きく店内を変える必要はありません。
普段とは少し違う「特別営業日」として打ち出しやすいのも魅力です。
焼肉店
焼肉店は、もともとグループで来店するお客様が多いですよね。
応援仲間でテーブルを囲みながら試合を観る。
これだけでも、かなり盛り上がります。
チーム単位で予約を受け付ければ、まとまった来店にもつながりそうです。
イタリアンやピザ店
ピザやパスタは、みんなでシェアしやすいメニュー。
特にサッカー観戦との相性は抜群です。
チームカラーを使った限定ドリンクや、試合の日だけの応援セットを作れば、一気にイベント感が出ます。
カフェ
昼間に行われる試合や、休日のスポーツイベントならカフェでも活用できます。
アルコールを飲まない方や家族連れも参加しやすいため、スポーツバーとは違う客層を集められます。
つまり、大切なのはお店の業態ではありません。
今のお客様が興味を持つスポーツと、放映時間がお店に合っているか。
ここが一番大切です。
スポーツ好きが集まる店がやっている集客方法
DAZN for BUSINESSを契約したら、あとはお客様が勝手に集まってくる。
……残念ながら、そこまで都合よくはいきません。
「この店で、あの試合が観られる」
まずは知ってもらう必要があります。
放映予定は1週間前から伝える
試合当日にSNSで告知しても、すでに予定が決まっている人には届きません。
できれば1週間ほど前から、店頭POPやSNSで知らせておきましょう。
入れておきたい情報は、次の5つです。
- 試合の日付
- 開始時間
- 対戦カード
- 予約できるかどうか
- 観戦チャージや最低注文の有無
見た瞬間に、
「いつ、誰と、どうやって参加すればいいか」
がわかる告知にすると、予約につながりやすくなります。
まずは常連さんに声をかける
最初からSNSだけで満席を目指さなくても大丈夫です。
まずは、いつもスポーツの話をしている常連さんへ、
「今度、この試合を店で流しますよ」
と声をかけてみてください。
その常連さんが友達を1人連れてきてくれれば、それだけで新しいお客様との出会いが生まれます。
最初の観戦イベントは、普段からお店を知ってくれている人を中心に始めた方が、店内の雰囲気も作りやすいです。
観戦セットを用意する
試合の日だけのメニューがあると、一気にイベントらしくなります。
例えば、
- ビール2杯とポテトの観戦セット
- ピザとドリンクの応援セット
- 唐揚げと枝豆のシェアセット
- チームカラーの限定ドリンク
こんな感じです。
新しい料理を考えなくても、今あるメニューを組み合わせるだけで十分。
価格と内容が最初から決まっていれば、お客様も注文しやすくなります。
予約席は少しだけ用意する
全席を観戦予約にすると、普段のお客様が入りにくくなるかもしれません。
そこで最初は、テレビが見やすい席だけを予約席にしてみましょう。
例えば20席のお店なら、8席だけ観戦予約。
残りは通常のお客様用に空けておく。
これなら、いつもの営業を大切にしながら、観戦需要も試せます。
次回の試合まで案内する
せっかく盛り上がったのに、その日だけで終わらせるのはもったいないです。
お客様が帰る前に、
「次は来週の日曜日です」
「今日から予約できますよ」
と案内しておきましょう。
1回目はイベント。
2回目は再来店。
3回目になる頃には、
「試合の日は、この店」
と覚えてもらえるかもしれません。
Fanstaを使えば、観戦場所を探している人に見つけてもらえる
自分のお店のSNSだけで、スポーツ観戦ができることを広めるのには限界があります。
そこで活用したいのが、DAZN公認のスポーツバー検索・予約サービスFanstaです。
Fanstaでは、エリアやチーム、試合日程などから、スポーツ観戦ができるお店を探せます。
ここが大事なのですが、Fanstaを使う人は、すでに、
「この試合をどこかのお店で観たい」
と思っています。
興味があるかわからない人に広告を見せるのではありません。
今まさに観戦場所を探している人に、お店を見つけてもらえる。
ここが大きな強みです。
例えば、出張先で応援チームの試合を観たい人。
自宅では配信を観られず、近くのお店を探している人。
同じチームのファンと一緒に盛り上がりたい人。
そんな新しいお客様との接点を作れる可能性があります。
なお、掲載条件や利用できる機能は変更される場合があります。
利用する際は、FanstaやDAZN for BUSINESSの最新情報を確認してください。
DAZN for BUSINESSが向いているお店
DAZN for BUSINESSは、特に次のようなお店と相性がよいです。
- 平日の夜や特定の曜日に空席が目立つ
- スポーツ好きの常連さんがいる
- テレビや大型モニターを活用したい
- SNSや店頭POPで告知できる
- ドリンクや軽食を追加注文してもらいやすい
- 地域のスポーツファンが集まる場所を作りたい
反対に、静かな空間そのものを売りにしているお店や、放映予定を告知するつもりがないお店では、活かしきれない可能性があります。
「うちのお客様は、スポーツに興味があるかな?」
と迷ったら、契約前に常連さんへ聞いてみましょう。
「店で試合を流したら、観に来たいですか?」
「どのスポーツなら興味がありますか?」
この2つを聞くだけでも、何を放映すればよいか見えてきます。
導入前に考えておきたい3つのこと
どのスポーツをお店の目玉にするか
あれもこれも放映しようとすると、結局どんなお店なのか伝わりにくくなります。
最初は、常連さんが好きな競技や、地域で人気のチームに絞りましょう。
「サッカーが観られる店」
「地元球団をみんなで応援できる店」
このくらいわかりやすい方が、スポーツファンに覚えてもらえます。
いつもの営業とのバランス
もちろん、スポーツに興味のないお客様もいます。
大音量や歓声が、普段のお客様には落ち着かないと感じられるかもしれません。
観戦イベントの日をあらかじめ決める。
観戦席と通常席を分ける。
SNSや店頭で「今日は観戦営業です」と知らせる。
こうした配慮があれば、いつもの営業とのバランスを取りやすくなります。
年間を通して使えそうか
飲食店向けDAZN for BUSINESSは、基本的に12か月契約です。
そのため、大きな試合を1回だけ流して終わりでは、もったいないです。
春は野球。
週末はサッカー。
大きな大会の期間には観戦イベント。
このように年間の放映予定をざっくり考えておくと、活用しやすくなります。
まとめ|試合がある日を「また来たい日」に変えよう
飲食店の集客に必要なのは、料理や価格だけではありません。
「今日、この店へ行きたい」
と思ってもらえる理由です。
スポーツの試合には、その理由を作る力があります。
試合開始が近づくと、お客様が少しずつ集まってくる。
店内には歓声と笑顔が広がる。
初対面だったお客様同士が話し始め、帰り際には、
「次もここで観よう」
という約束が生まれる。
そんな体験は、料理やお酒を提供するだけでは、なかなか作れません。
DAZN for BUSINESSは、お店を突然、本格的なスポーツバーに変えるサービスではありません。
今の営業にスポーツという来店理由を足して、少しずつ「また来たい店」へ育てていくためのサービスです。
最初から、すべての試合を放映しなくても大丈夫。
月に1回、常連さんが好きな試合から始める。
店頭にPOPを出す。
SNSで予定を知らせる。
テレビが見やすい席を少しだけ予約席にする。
まずは、それくらいで十分です。
1回目に楽しかったお客様が、2回目には友達を連れてくる。
3回目には、
「試合を観るなら、この店だよね」
と思い出してもらえる。
そんな積み重ねが、お店のファンを少しずつ増やしていきます。
まずは、あなたのお店なら、どのスポーツで盛り上がれそうか。
そこから想像してみてください。
今まで静かだった夜が、お客様の笑顔と歓声でいっぱいになるかもしれませんよ。
スポーツの熱気を、お店の新しい集客力に。
※料金、配信競技、契約条件、Fanstaの掲載条件などは変更される場合があります。申し込み前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
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